交通事故によるむち打ち症|原因・症状・改善の考え方【京都市上京区 柔道整復 創健堂】

文責 柔道整復師 登録販売者 柔道整復 創健堂 院長 榊原孝文  

膝を曲げると痛い、正座ができない…。その痛みは膝だけが原因とは限らない

交通事故に遭い、救急車で搬送されるような大きなケガであれば、そのまま医療機関で適切な検査や治療を受けることになります。

 

一方、そこまで重症とは思われない場合には、事故直後の緊張や動揺から、警察への通報や現場検証、保険会社への連絡などに追われ、ご自身の身体のことは後回しになってしまうことも少なくありません。

 

ところが、事故からしばらく時間が経ってから首の痛みを感じ、医療機関を受診したものの、「レントゲンでは異常ありません」と言われ、鎮痛剤や湿布を処方されて様子を見るように指示されたものの、痛みがなかなか治まらず、不安を感じている方は少なくありません。

 

むち打ち症は、事故直後には症状がなくても、時間の経過とともに首の痛みや頭痛、手のしびれなどが現れることがあります。

 

この記事では、交通事故によるむち打ち症の原因や症状、改善の考え方について、柔道整復師の立場から分かりやすく解説します。

 


むち打ち症とはどのようなケガなのか

むち打ち症とは、交通事故などの衝撃によって頭が前後や左右に大きく振られ、首に大きな負担がかかることで起こるケガの総称です。

後方からの追突事故では、一瞬の強い衝撃によって首が後ろへ大きく反り、その反動で今度は前へ強く振られます。

その急激な動きによって、首の筋肉や靱帯、関節などに大きな負担がかかり、むち打ち症を引き起こす原因となります。

※イラストは衝撃のイメージです。


なぜ事故直後は痛みを感じないことがあるのか

事故直後の緊張感

交通事故の直後は、警察への通報や現場検証、保険会社への連絡などに追われ、精神的に強い緊張状態になります。

 

このような状況では、身体はストレスに対応するため「アドレナリン」というホルモンを分泌し、痛みを感じにくくなることがあります。

 

そのため、事故直後は痛みを自覚しなくても、数時間後や翌日になって気持ちが落ち着くにつれ、首の痛みなどを感じ始めることがあります。

 

「事故直後は大丈夫だったのに、後から首が痛くなってきた」ということは、交通事故では決して珍しいことではありません。

 

炎症が強くなるタイムラグ

交通事故の衝撃によって筋肉や靱帯、関節などの組織が傷つくと、その修復を始めるために炎症反応が起こります。

 

炎症は傷ついた組織を修復するために欠かせない反応ですが、その進み方には個人差や損傷の程度による違いがあります。

 

そのため、事故直後には痛みがなくても、時間の経過とともに炎症が強くなり、首の痛みや動かしにくさなどの症状が現れることがあります。

 

「事故直後は大丈夫だったから問題ない」と自己判断せず、少しでも違和感があれば早めに身体の状態を確認することが大切です。


レントゲンで異常がなくても症状が続く理由

レントゲン検査で画像として確認できるのは、主に骨や関節の状態です。骨折や脱臼などがあれば、異常として確認することができます。

 

一方で、筋肉や靱帯、神経などの「軟部組織」はレントゲン検査では詳しく確認することができません。

 

そのため、交通事故の衝撃によってこれらの組織に損傷が生じていても、レントゲン検査では「異常なし」と判断されることがあります。

 

しかし、画像に異常が映らなくても、傷ついた組織では炎症が起こり、首の痛みや動かしにくさなどの症状が現れることがあります。

 

つまり、

「レントゲンで異常がない=身体に異常がない

という意味ではありません。

 

 

症状が続いている場合は、画像だけで判断するのではなく、実際の身体の状態を丁寧に確認することが大切です。


むち打ち症で起こりやすい症状

むち打ち症で起こりやすい症状としては以下のようなものがあります。

  • 首の痛み
  • 頭痛
  • 肩こり
  • 手のしびれ
  • めまい
  • 吐き気
  • 腰痛
  • 脚のしびれ

などですが、症状の強さは衝撃の強さや方向によっても現れ方に違いがあります。

 


放置するとどうなるのか

交通事故によるむち打ち症は、「そのうち良くなるだろう」と様子を見てしまう方も少なくありません。

 

しかし、痛みや違和感を我慢したまま放置すると、症状が長引いたり、慢性化したりすることがあります。

 

また、事故から1週間、10日と経ってから医療機関を受診した場合、痛みと交通事故との因果関係が明確ではないと判断され、交通事故によるケガとして認められないこともあります。

 

 

そのため、事故直後は症状が軽く感じられても、できるだけ早く医療機関を受診し、身体の状態を確認してもらうことが大切です。


むち打ち症は「痛み」だけでなく原因に着目することが大切

むち打ち症では、「首が痛い」「肩がこる」「頭痛がする」といった症状であれば、交通事故との関連性は比較的分かりやすいものです。

 

しかし、「腕がだるい」「ひじが痛い」「手首が痛い」といった症状では、首との関係が見落とされてしまうこともあります。

 

そのため、痛みを感じている部位だけを見るのではなく、首の状態や背骨との関連性を含めて丁寧に確認することが大切です。

 

 

創健堂では、首の状態を中心に背骨との関連性も注意深く確認し、一人ひとりの身体の状態に合わせた施術を行っています。それが、早期改善につながると考えているからです。


むち打ち症では、「首が痛い」「肩がこる」「頭痛がする」といった症状であれば、交通事故との関連性は比較的分かりやすいものです。

 

しかし、「腕がだるい」「ひじが痛い」「手首が痛い」といった症状では、首からの影響が見落とされてしまうこともあります。

 

そのため、痛みを感じている部位だけをみるのではなく、首や背骨の状態を含めて広く丁寧に評価することが大切です。

 

 

創健堂では、首や背骨の状態を詳しく確認し、症状との関連性を丁寧に見極めながら施術を行っています。

 

それが、早期改善につながると考えているからです。


交通事故後の対応や施術について詳しく知りたい方へ

交通事故によるむち打ち症は、早めに適切な対応を行うことが大切です。

当院の交通事故施術ページでは、

  • 事故後の受診の流れ
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交通事故後の対応や施術について詳しく知りたい方は、ぜひこちらのページもご覧ください。

 

 

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