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脊柱の構造

ここでは、脊柱の説明を簡単にしていこうと思います。

 脊柱の構造を知ることで、痛み・しびれ・だるさなどとの関連を理解しやすくなります。

脊柱は、小さな骨とその間に椎間板というクッションの役割を果たす組織が積み重なった構造物です。

 

小さな骨はそれぞれ、首の部分では頸椎(けいつい)、背中の部分では胸椎(きょうつい)、腰の部分では腰椎(ようつい)といった名称がつけられています。※写真①

 

 

 

写真① 脊柱
写真① 脊柱

それぞれの骨は、じん帯と呼ばれる丈夫なバンドと筋肉によって周りから支えられて、骨盤の上に立ち上がり、頭蓋骨を支えています。

 

脊柱と筋肉の関係は、帆船の帆柱と帆に似ています。

帆柱と帆
帆柱と帆

写真③で、それぞれの背骨の間から出ている神経は、それぞれ一本の神経のように見えますが、実際には細い神経線維の束で、やがてばらけて広い範囲に分布していきます。

 

この神経の根元が、骨のずれによって圧迫されてしまうと圧迫された神経線維が分布しているところに痛みやだるさ・しびれといった様々な症状が出てくるのです。

 

頸椎部分から出ている神経は、首筋から後頭部、左右の方から腕まで広く分布します。

 

腰椎部分から出ている神経は、腰にも分布しますが、お尻や太もも、足の方にも分布します。

 

どこに分布する神経が刺激を受けるかで、症状の出る部位が違ってしまうのです。

写真③ 脊柱の構造
写真③ 脊柱の構造

背骨のずれが起こる原因は、いろいろと考えられます。

☑スポーツで体を強く捻る

☑健康のためにと行うストレッチ運動が強すぎる

☑日常の生活の中で横座りの姿勢をすることが多い

☑椅子に座る時、脚を組む癖がある

☑座っている時の姿勢が悪い

☑仕事で重い荷物を持つことが多い

☑うつぶせの姿勢で寝ることが多い

等など


背骨のずれによる症状は、ぎっくり腰のように突然現れることは少なく、何となくおかしいなと感じる軽いものから始まり、次第に強くなっていくことがとても多いです。

そして、症状の強さだけでなく感じる範囲も広がっていきます。

 

日ごろの何気ない動作や姿勢ですが、背骨をずらしてしまうと痛みやその他の症状で日常生活に支障をきたしたり、それを放置すれば長い期間にわたって悩まされることにもなりかねません。

 

背骨を常に意識して大切にしましょう!

背骨のずれは、手や足の痛みの原因に!
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