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腰痛の定義と分類

コラム 

日本整形外科学会/日本腰痛学会が監修し、出版されている「腰痛診療ガイドライン」には腰痛の定義として以下のように示されています。

腰痛の定義
▷腰痛の定義で、確立したものはない。しかし、主に疼痛部位、発症からの有症期間、原因などにより定義される。
▷一般的には、触知可能な最下端の肋骨と殿溝の間の領域に位置する疼痛と定義される。
▷有症期間別では、急性腰痛(発症からの期間が4週間未満).亜急性腰痛(発症からの期間が4週以上3か月未満).慢性腰痛(発症からの期間が3か月以上).と定義される。
▷原因の明らかな腰痛と、明らかではない非特異的腰部に分類される。

そして次のように解説されています。
【腰痛を有する患者数は極めて多い。日本人の有訴者数の中で、男性では第1位、女性では第2位を占める(平成22年度国民生活基礎調査).米国でも、腰痛は医療施設受診原因の第5位を占める。疫学的に患者数の多い腰痛ではあるが、その定義にはあいまいな部分も多い。しかし、腰痛の定義を考える場合、部位、有症期間、原因などが検討課題としてあげられる。

《一部省略》

原因別には脊椎由来、神経由来、内臓由来、血管由来、心因性の5つに大別される。この中で特に重要な点は、原因の明らかな腰痛と明らかではない腰痛(非特異的腰痛)の分類である。

原因の明らかな腰痛の代表としては、腫瘍(原発性・転移性脊椎腫瘍).感染(化膿性脊椎炎、脊椎カリエスなど)、外傷(椎体骨折など)の3つが特に重要である。その他、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、脊椎すべり症など、神経症状を伴う腰椎疾患もこれに含まれる。

非特異的腰痛は、前述した明らかな原因のない腰痛を総称する言葉である。画像上の脊椎変性所見は症状と必ずしも一致しないため、一般的には非特異的腰痛の範疇に入れる場合が多い。
下肢症状を伴わない場合、その85%は病理解剖学的な診断を正確に行なうことは困難である。腫瘍、感染、外傷による脊椎疾患および神経症状を伴う脊椎疾患を鑑別することが重要である。】

これまでの説明の中で大切なことは以下の事柄です。
・腰痛には原因が明らかなものと明らかではないものがある
・X線、MRI、CT検査などの画像上に変形などの異常が認められたとしても、症状の原因とは必ずしも言えないので非特異的腰痛の範疇に入れる場合が多い
・下肢症状を伴わない場合、85%は病理学的に正確な診断は困難である(西洋医学的診断は困難)

腰痛の原因別分類
脊椎由来
・腰椎椎間板(ようついついかんばん)ヘルニア
・腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)
・分離性脊椎すべり症
・変性脊椎すべり症
・代謝性疾患(骨粗しょう症、骨軟化症など)
・脊椎腫瘍(せきついしゅよう)
・脊椎感染症
・脊椎外傷(椎体骨折など)
・筋筋膜性腰痛
・腰椎椎間板症
・脊柱靭帯骨化症
・脊柱変形など
神経由来
・脊髄腫瘍(せきずいしゅよう)、馬尾腫瘍(ばびしゅよう)など
内臓由来
・腎尿路系疾患(腎結石、尿路結石、腎盂腎炎など)
血管由来
・腹部大動脈瘤(ふくぶだいどうみゃくりゅう)
・解離性大動脈瘤(かいりせいだいどうみゃくりゅう)など
心因性
・うつ病、ヒステリーなど
その他

神経症状
急速進行性または明らかな筋力低下を合併する重篤な神経脱落症状、膀胱直腸機能障害(排尿、排便機能障害)

下肢症状(神経根症状)
・片側の下肢痛が腰痛よりも強い
・足部や足趾に放散する疼痛
・同じ部位のしびれと感覚麻痺
・下肢伸長挙上テストの陽性